マルチブートの設定

2019年5月29日

マルチブート

1つのハードディスクに複数のOS(Linux, Windows等)をインストールして起動するためのメニューを設定する。
色々な方法があるが、今回は grub を使用する。

起動用grubのインストール

LiveCDで起動する。

grub用のパーティションをGParted等で作成する。
約25MB使用しているので100MBあれば十分。

パーティションをsda1とすると、
$ sudo mount /dev/sda1 /mnt
$ sudo mount --bind /dev /mnt/dev
$ sudo chroot /mnt
# grub-install --recheck /dev/sda

メッセージがでて最後の行に No error reported. と表示されればOK。
これで sda1に bootフォルダが作成され中に必要ファイルがコピーされる。
boot/grub/grub.cfg がメニューのファイル。

※chrootしなくても sudo grub-install --boot-directory=/mnt/boot /dev/sda
これで出来るか!?

以上を LiveCDで行うか、起動できるOS(UbuntuやDebian等)で行う。

メニューの作成

上記(sda1の) boot/grub/grub.cfg をエディタで編集する。
参照: grub.cfg マルチブートの例

各OSのインストール

パーティションはブートローダーを各パーティションの先頭に書き込む。
OSインストール時に書き込まなかった時は、OS起動後に次を実行する。

UbuntuやDebianの場合:
sudo grub-install --recheck --force /dev/sdaXX
メッセージがでて最後の行に No error reported. と表示されればOK。

参考

https://gihyo.jp/admin/serial/01/ubuntu-recipe/0097?page=3
grubのインストールについて参考になる。UbuntuとWindowsのデュアルブート等。